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モチュールオイルの研究開発の歴史は、エステルの潤滑油への応用技術の過程でした。石油精製過程から生産される他のベースオイルと違い、エステルは、性状自体が潤滑油として求められる性能に適しているといえます。その科学的な自由度の高さは、劣化を早める添加剤に頼ることなく、オイルとしての基本性能を上げることができるベースオイルとして注目されていました。加えて、エステル固有の金属に電気的に吸着しようとする性質は、ドライスタート時や極限の「境界潤滑」状態でも金属表面の油膜(吸着分子膜)がエンジン内のダメージを抑えます。従来の粘度で金属表面に油圧を発生させようとする考え方とは種類の異なるテクノロジーが「オイルの粘度=油膜強度」の概念を一変させたのです。モチュールがエステルの採用で示した先進性は、近年、多くのオイルメーカーがエステルを次々に製品に採り入れ始めていることからもあきらかです。1971年にどこよりも早くエステルベースの100%合成オイルを製品化し、開発とテストを続けてきたモチュールの最新の答えが、「コンプレックス・エステル」です。油膜の強さはもとより、熱安定性や耐揮発性、低温流動性に優れるだけでなく高い生分解性をもったベースオイルとして開発されたマテリアルです。オイルメーカーの社会的責任としての環境保護とハイ・パフォーマンスを両立させた第6世代のエステルとして「コンプレックス・エステル」は、他のメーカーの追随を許さない最先端のポジションを確立しています。モチュール300Vで、分子工学が作り出した、全く新しい潤滑の概念を体験してください。(モチュールカタログより。)
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